楯ケ崎は、高さ70m・周囲600mの大岸壁で、まっすぐな無数の柱が連なったように見える「柱状節理」と呼ばれる地形が特徴です。周辺には奇岩・巨石や貴重な植物体系が多くみられることから、吉野熊野国立公園・特別保護地区に指定されています。日本書紀などに記された神武天皇東征の際には、この付近に上陸したと考えられており、千畳敷には記念碑が建てられています。(但し、伊勢湾台風で流失)楯ケ崎の裏手には高さ170mを誇る「海金剛」があり、ここは海上遊覧船からしか見ることができない大迫力の見事な絶壁です。
■熊野市甫母町 駐車場12台 無料 トイレあり JR熊野市駅から車約40分
駐車場から楯ケ崎までは徒歩片道30分(海金剛、青の洞窟は海上遊覧船でしかご覧できません)
■楯ケ崎遊覧船 熊野市大泊松崎港発 10:00 14:00 要予約 熊野市観光公社にて予約