布引の滝

▶きらずの森に恵み滴る名瀑◀

日本の滝百選「布引の滝」は、長い年月をかけて熊野花崗岩の岩盤を削り取ってできたもので、滝は4段からなり、1段目は12m、2段目は3.5m、
3段目は7.7m、そして4段目は29.1mの落差をもって滝つぼにその流れを落としています。
名称の由来は、その名が示すとおり水の流れが大巾の布地を垂らしたように音もなく、飛沫も立てずに流れ落ちるさまからついたものです。熊野市の条例で布引の滝付近一帯の森が「きらずの森」に指定され、豊かな自然そのまま守り続けられています。
付近には「八丁大滝」「松山滝」「荒滝」など滝めぐりが楽しめます。

■住所 熊野市紀和町小栗須 トイレ有 JR熊野市駅から車で1時間