毎年8月17日 – 熊野大花火大会

●令和2年熊野大花火大会は中止です。

時 間:
19:00~ 初精霊供養(追善花火)(協賛花火)
20:45頃 三尺玉海上自爆
20:50頃 海上自爆
21:00頃 鬼ヶ城大仕掛第1弾・第1~2部
21:20頃 鬼ヶ城大仕掛第2弾【巖頭のとどろき】

場 所:
七里御浜(木本町・井戸町・有馬町))

内 容:
熊野大花火大会は、諸精霊供養の花火を起源とし、約1万発を打ち上げる紀州最大の花火大会です。『鬼ヶ城』や海上での自爆花火など、豊かな自然を活かした大迫力の名物花火が、夜空のみならず熊野灘を舞台として繰り広げられます。鬼ヶ城の大岩壁に響き渡る轟音と、海花火ならではの”足”の長さなど、他に類見ない花火として、例年全国各地から十数万人の大観衆で賑わっています。

☆灯籠焼き
熊野大花火の起源は、お盆の初精霊供養に簡単な花火を打ち上げて、その花火の火の粉で灯籠焼きを行ったの が始まりだと言われています。時代とともに花火の規模が拡大してしても、本来の目的である初精霊供養の要素は消えることなく、現在でも灯籠焼きや追善供養 の打ち上げ花火などがプログラムに組み込まれています。

☆追善花火
この地方では追善花火・灯籠焼きの風習が盛んです。熊野大花火は木本町の灯籠焼きがその起源ですが、他の地域でも行われています。磯崎町・井戸町・有馬町(有馬・奥有馬・南有馬・山崎・志原尻)でも8月16日夜に灯籠焼きの後、追善花火の放場を行っています。

☆三尺玉海上自爆
三尺玉の花火は、直径90cm・重量250kgの大きさを誇ります。その花火玉を約4m四方の鉄骨製のイカダの上に設置し、沖合400m地点に停泊さ せて点火、爆発させます。三尺玉は爆発すると半径300m(直径600m)の大きな華を咲かせますが、その爆発の破壊力は凄まじく、鉄骨製のイカダが大き く曲がってしまうほどの威力を持っています。

☆鬼ヶ城大仕掛
例年、第1弾は2部構成とし、郷土の四季や風物を表現した創作花火を打ち上げています。第2弾は「巖頭のとどろき」と題して、5号玉以上の大玉を打ち 上げるとともに数多くの”自爆”を行う大迫力の花火がフィナーレを飾ります。鬼の牙城から咆哮するその轟音は体感震度7を記録するともいわれています。

8月16日に行われる各地域の追善花火

地 域 実施場所
磯崎町
井戸町
有馬町(有馬)
〃 (南有馬)
〃 (奥有馬)
〃 (山崎)
〃 (志原尻)
磯崎港
七里御浜(獅子巖付近)
七里御浜
七里御浜(有馬保育園付近)
近大高専
山崎運動公園
七里御浜(志原川河口付近)

※ 南有馬と志原尻は初精霊家庭がある場合のみ開催